先輩教えて!
けんひろのこと
- インタビュアー
- りほ
- インタビュイー
- Kくん
Kくん
保健福祉学部
コミュニケーション障害学科1年
(富山県立高岡南高等学校 出身)
- インタビュー日
- 2021.3.16
目まぐるしく変わるスケジュール
- りほ
- では早速インタビューを始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
まずけんひろに入学してからの話を聞けたらなと思うんですが、入学してみて初めてわかったことや、県外から広島に来て一人暮らしをしてみて思ったことがあったら教えてください。
- Kくん
- まず三原キャンパスって少し高いところにあるので、通学時に昇り降りがキツイなっていうのが最初に思ったことですね。あと一人暮らしをしているんですが、アパートの近くに結構スーパーとか色々あって、生活する分には困ったりはしないかな。けれど、ちょっと遊びに行くとかなったら、隣の福山とかまで行かんなんから、大変だなっていうのが入学してみて思ったことです。
- りほ
- なるほど、確かに三原キャンパスってちょっと高台みたいになってるもんね。
勉強とかはどうですか?なんかイメージしてたのと違ったみたいなことってある?
- Kくん
- 勉強はイメージしとったように、専門的なことがたくさんあって難しいなっていうのが第一印象です。
- りほ
- そうだね~!第1クォーターで本来対面だった授業が全部オンラインになって、4クォーター分色んな科目を経験したけど、結構私は科目の入れ替わりが激しいなとか思ったんだけど…?
- Kくん
- あぁ分かる!(笑)8週間やったら次の科目になるっていう、その切り替わりの時期は特に大変だったなぁ。。。時間割も変わるしでつらかったな。。。
- りほ
- せっかくその科目とか先生の授業形式に慣れてきて良い感じ!と思ったら次行っちゃう、みたいな感じだよね(笑)
まだまだ1年生みたい
- りほ
- 前の質問に関連して、入学前に想像してた大学生活を入学して実際にやってみて、こんなんだったの!?っていうようなギャップってありましたか?
一人暮らしは初めてだったんじゃないかなと思うので、何か気付いたことがあったらぜひ教えてください。
- Kくん
- 洗濯とか料理とかの家事が大変だなというのはすごく感じて。親がすごい頑張ってくれとったんだなと思いました。あと、学校行けるものやと思っとったんにオンラインってなったから、家から出んでよくなったのは良かったけど、サークルとか同じ学科の人同士の交流も全然なくてショックやったな…。先輩との交流も全くないから、情報が入ってこんかったっていうのもギャップだったかな。
- りほ
- そうだよね。同級生はやっぱり全員で同じ授業を受けることもあるから、最低限というか名前と顔が一致するぐらいはつながれるけど…。私も先輩ってなったらもう2年生より上の先輩は知らないし、そういう先輩とのつながりって大学では多分大事だけど、サークルの説明とかも全然なかったから、どんなサークルがあるのかも多分全部把握してないし分かりきってないって感じだよね。2年生になって新入生の人にサークルのこと聞かれても多分全然答えれんなと思って。(笑)
- Kくん
- 分かる分かるそれ! 大学には1年おったけど、ほとんど1年生みたいなもんやもんね、正直。(笑)
- りほ
- そうそう!多分私キャンパスの中で迷子になるから、もう迷子が例年の2倍になっちゃうみたいなイメージかなぁって。(笑) 場所も一致しないし、結構広い敷地内の移動なのに、あんな広いところ10分の休憩で間に合うかなっていう感じだよね。今はTeamsの部屋の入退室で受ける授業を変えられるけど…
- Kくん
- 対面形式になったらもっと大変になるかもしれんしね。体力的にも心配なんやけど…?
- りほ
- 分かる!それこそ私は毎日通学するってなったら片道2時間くらいじゃけ、大変そうだな~?
資料やデータの保存は慎重に
- りほ
- 次は、入学て1年間生活してみて、勉強面や生活面でこれ失敗したな~とか、新入生の人に向けてこれは気をつけた方が良いよ!っていうことあったら教えてください。
- Kくん
- 朝の1限目は寝坊せんようにせんなんなっていうのはあるね。今はオンラインやったから最悪10分前に起きても何とか間に合うんやけど、学校行くってなったらそれじゃあ間に合わんからそれがちょっと心配かな。あともひとつマジで失敗したがは、基礎セミナーの授業でグループでプレゼン資料を作らんなんみたいなのがあって、プレゼン資料を完成したがを削除してしまって、あ、ヤバい…みたいな。どうしよってなって、それが一番の失敗かもしれん。僕が作っとったっていうのもあってだいたい覚えとったからやり直せたんやけど、提出してないやつを間違って削除してしまって。もうすぐ発表やったから、ちょっと先生に「どうしたらいいですか」って相談して…ヒヤッとしたね。今もそういうプレゼン作る時、消さんかずっと恐怖で、どこ押すんやったっけ~?みたいな(笑)自分だけのミスなら良いけど、知らん学科の人たちいっぱいおるグループの中でのミスやったから…他の人に迷惑かけんようにっていうのが、ちょっと失敗談というか学んだことかな。
- りほ
- 確かに…やっぱり大学に入ったら、それこそWordとかPowerPointってめちゃめちゃ使うし、それをいろんな人と共有したり協力したりしてグループで作ってグループのものとして出すとかがあるもんね。私はパソコン自体大学に入って初めてちゃんと触ったから、最初はファイルのつくり方すら知らんかったし(笑)最初は全然使い慣れないから、それこそファイルを削除しちゃうとかあると思うから、気をつけて欲しいなと思いますね。
ポータルサイトとかもちゃんとうまく活用しないと普通に見逃す時もあるし。ポータルサイトも大学に入って初めて見れるものだから、オンラインだとそこもみんなでは共有しにくいし、対面で会えるうちにみんなで教え合って協力してもらったらいいなと思いますね。 ありがとうございます。
将来は富山に戻って働きたい
- りほ
- 今コミュニケーション障害学科に入学して勉強してると思うんですけど、将来の夢とか今後こういうことをやっていきたいなぁみたいなのってありますか?
- Kくん
- それはこの学科やったら、やっぱ言語聴覚士かなって。そう答えるよね。 (笑)
- りほ
- そうだよね(笑)例えば具体的に今気になってる領域とか、それこそ病院で働きたいなとか、施設がいいなとか企業がいいなとかある?
- Kくん
- それで言うと、地元に戻って病院で働きたいなって思っとる。良い条件の病院があれば広島に残るかもしれんけど、理想は地元の富山に戻って働きたいなぁって。
- りほ
- 医療従事者って1年目はやっぱり病院で働くっていうのがあるよね。
生活期、回復期とかいろいろあるけど、この領域が良いなあとか、そういうのは何か決まってたりする?
- Kくん
- それが正直まだ全然決まってなくて…今から勉強していくに連れて、自分の得意な方に進んでいきたいなと思っとる。
- りほ
- なるほど、ありがとうございます。
得意科目はどんどん伸ばそう
- りほ
- 高校生さんに向けて、入試についてアドバイスがあればぜひお願いします。
- Kくん
- 苦手な科目があったら、その科目が得意な友達に教えてもらうとか、得意な人の勉強方法を真似するとか、そういうことが大事かなっていうのが一つ。あと、得意な科目は徹底的に勉強して、常に高得点を取れるようにするっていうのが高校時代にやってた勉強法かな。
- りほ
- ちなみにKくんは何が得意で何が苦手だったの?
- Kくん
- 僕は生物が得意で、数学がホントに全くできんかったんよ。普通の人やったら数学を上げて頑張るやんか。僕の場合は数学を一旦どっか置いといて、他の科目を徹底的に上げて、おまけで数学で点取れたらいいかなって感じ。あと全教科勉強しとけば、行きたい大学の幅は広がるかなぁって。1科目できんかったら受験できる学部がだいぶ絞られたりしてくるから、そういう事が大事かなって伝えておきたいですね。
- りほ
- はい、ありがとうございます。
それで言うと、けんひろのコミュニケーション障害学科は受験科目だけで言ったら文系も理系もどっちの人も受験可能だから、そこの門は広いよね。受験生の方はこれもぜひ知っておいていただけたら、選択肢も広がるかなと思います。
ぜひ三原へ来てみてください
- りほ
- 最後にこれをご覧になっている方へ向けてメッセージをお願いします。
- Kくん
- 三原はいいところやと思う。田舎っていうイメージがあるかもやけど、僕も富山から来とるから全然田舎には感じんというか。だからみんな田舎っていうのがちょっとおかしいじゃないけど、全然にぎわっとると思う。
- りほ
- はい、ありがとうございました!
インタビューを終えて
Kくんのインタビューでは、1年間の大学生活を振り返りながら、1年生ならではの困ったことや感じたことをお互いに話すことができました。
今はオンライン形式の授業だからこその難しいことや分からないこともあると思うので、そんな時はぜひ先輩や友人に聞いてみてくださいね!
この記事が、新入生のみなさんにとって少しでも良い情報になれば良いなと思います。
インタビューを受けていただき、ありがとうございました?