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2025年9月20日から9月21日まで、青森県の弘前大学で開催された日本地理学会2025年秋季学術大会に参加し、ポスター発表を行いました。
日本地理学会(The Geographical Association of Japan)は、地理学に関する学理およびその応用の研究を推進することを目的とした学会で、今回私は2日間ともにコアタイム時に発表させていただき、残りの時間で他学生の発表を聴講しました。他学生の発表では地理学会ということもあり、統計学以外での発表も多く、専門外の分野の知識を含めた幅広い分野の知識を得ることができました。
私が発表した研究テーマはオープンデータを利用した多種類施設へのアクセシビリティに基づく地域特性の分析です。内容としては日常生活で使用されている飲食店や医療施設などの多種類施設のオープンデータから計測したデータに対して主成分分析を行い、ヒートマップで可視化することによって地域の特性を把握することの研究成果について発表しました。研究発表では学生の方や企業や教授の方々から幅広い分野の内容の質問や意見をいただき、自分の把握できていなかった部分や足りていなかった部分について知ることができ、理解を深めることができました。
今回の学会は2回目の学会参加であり、前回の学会で難しかったポスター内容の要約と簡潔な説明、相手の反応に応じての発表内容の簡潔化などを意識し発表を行いました。これにより、前回よりも落ち着いて発表することや理解してもらうことができ、発表内容の改善をすることができました。
今回の学会発表を通して、学会発表に対してより理解を深めることができました。今回いただいた質問などをもとに今後の研究活動に生かしていきたいと思います。