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助産学実習Ⅰでは,
妊婦健康診査(妊婦健診)で来られる妊婦さんを受け持ち,
現場の助産師と一緒に問診をしたり,
血圧や体重,子宮底や腹囲の測定をしたり,浮腫の観察などをして,
妊婦さんの健康状態をアセスメントします。
その状態から,妊婦さんに必要な健康教育を実践します。
お産が近づいてくる時期には,
妊婦さんに対して,お産のイメージをしてもらったり,
お産について知りたいことを確認したり,どのようなお産にしたいかを
一緒に考えていきます。
その時に,助産学生は,健康教育案と媒体(パンフレット)を作成して,
妊婦さんのニーズに応えられるように関わっていきます。
今回は,学生が妊婦さんに使ったパンフレットの一部の画像を使って,
産婦さんを受け持った時の様子が分かるように,ご紹介します。
画像に写っている産婦さん?助産学生,
どちらも助産学生です。
少しでも画像から臨場感を味わってもらおうと,撮影しました。
産婦さんが入院してきたら,
陣痛の強さや頻度,分娩の進行具合に合わせて,
助産師は,必要な必要な観察とケアを行います。
分娩を促進させるために,助産師は産婦さんと一緒に病棟内を歩いたり,
足浴(足湯)をしたり,疲労がたまってきている産婦さんには休息を促したりします。
産婦さんの陣痛が強くなった時には,
助産師は,産婦さんにできるだけ安楽な姿勢をとってもらい,
産痛部位をマッサージします。
いよいよ,赤ちゃんが生まれる時間が近づいてきた時に,
産婦さんには,どのように助産師が見えるかを表してみました。
この後,赤ちゃんが生まれてきて,
赤ちゃんへのケア,もちろん産婦さんのケアは続いていきます。
今年度の実習でも,学生はたくさんの妊産婦さんに出会い,
産婦さんと児の力を目の当たりにして,多くのことを学ぶことができました。
実習での学びを力に変えて,
明日(2月9日)の助産師国家試験で,頑張ってくれることでしょう。
助産学実習で関わってくださったすべてのみなさま,
ありがとうございました。