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栄養教諭を目指す4年生が、11月14日(火)、教職実践演習の授業で西区の鍜治山農園を訪問し、地域と連携した食に関する指導のコーディネートについて学びました。参加した学生がフィールドワークの様子をレポートしました。
地域の小学2年生と一緒に、生活科の授業で6月に苗植えしたさつまいもの収穫体験を行いました。児童からは、「さつまいもおっきい!」「10本もとれたよ!」「焼き芋にして食べたい~」といった声があがり、いきいきとした表情でさつまいもを掘っていました。今回の収穫体験を通して、食べ物を育ててくれている人の苦労に気づき、食べ物を育てる喜びや楽しさを感じている様子でした。
収穫後には、鍛冶山農園の鍛冶山さんから食農教育を行う上での想いや、自然と触れ合うことの大切さについてお話を伺いました。「なんでも食べられる子になってほしい」「子どもは地域で育てるもの」という言葉が強く印象に残り、地域と連携して食育を行うことが心豊かで健康な児童を育てることにつながることを学ばせていただきました。
栄養教諭として地域の人の願いを理解した上で、地域の農作物を給食に取り入れたり、栽培を体験させたりするなど、児童が楽しく学べる食育を地域と連携して実践していきたいと思いました。
鍜治山農園の皆様、地域の小学校の皆様、貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。